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乾式2重床
「乾式2重床」とは、遮音性能のある床下地の工法です。 床下地にはいくつかの種類があり、目的に合わせた施工方法を選択する必要がありますが、特にこの「乾式2重床」の必要性は次の様な所に適しています。
(1)現在の床下地がコンクリートスラブ(躯体)より8cm以上ある場合。
(2)仕上がりに一戸建て用の仕上材を使用したい場合。
(3)コンクリートスラブ(躯体)のレベル(水平)が狂っていて、調整をしなければならない場合。
(4)マンション(集合住宅)等の遮音性能が求められ、更に遮音性能を求められる場合。
それぞれの内容は次の通りです。
(2)一戸建て用の仕上材とは、無垢のフローリングやタイル等、仕上材そのものに遮音性能が無いものをさします。一般的にマンションリフォームのフローリングというと遮音材の付いた「フワフワするフローリング」というイメージがあると思いますが、「乾式2重床」使用すれば、床下地で遮音性能が確保される為、遮音性能の無い仕上材を使う事ができます。
(3)乾式2重床は「脚」の部分が「ネジ」になっている為レベル調整が容易です。この方式ができる前は「垂木(軸組み)」で下地を造っていた為、大工さんが一生懸命木を削ったり、クサビを挟んだりして調整していましたが、ドライバー1本で調整が可能です
(4)本来床下地がある場合、下地の中味が空洞になっており、音が響いてしまう事が問題となります。直貼りフローリング(フワフワタイプ)で部屋の中の音を遮音しても、下地の中の音が響く事は計算されていません。元々「直貼り」とは、コンクリートに直接貼る設計で開発されているからです。
以上のように優れた特徴をもつ「乾式2重床」ですが、問題もあります。それは「コスト」と「時間」です。 直貼りタイプのフローリングを施工するのと違い、下地から壊し作り直すわけですからコストや時間はそれなりにかかります。
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